ウルフルズ『ボンツビワイワイ』 - MUSICMAN LIFE~30代男子の音楽日記~

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「人生はパーティー楽しくなけりゃ」

このアルバムで言いたい事はこれに尽きる。

前作『ONE MIND』から約1年半ぶりにリリースされたニューアルバム『ボンツビワイワイ』

前作の『ONE MIND』はウルフルズ復活の1枚という事で、相当なプレッシャーがあっただろうし何より活動休止中に溜めた想いをこのアルバムに詰め込んで届けなければいけなかった。それが、待ってくれたファンに受け入れられるかという不安を抱えながら。

アルバムリリースから復活のヤッサ！、そしてアルバムツアーの中で『ONE MIND』が受け入れられウルフルズはこれで正しかった！と自分達を肯定できた上で制作されたこのニューアルバムと言えるだろう。

今回のアルバム『ボンツビワイワイ』を聴いていると本当に楽しい気分になる。

歌詞に意味は対してないんだろうな〜と思うものも多々あるのだが、それが逆に難しい事を考えて聴く必要なくメロディーとリズムに身を任せれるのだ。

トータスはラジオのインタビューで今回のアルバムは楽しいパーティアルバムを作ったと言っていた。ツアーをまわって曲をやっている時のお客さんの楽しい顔を見ての事らしい。

その思惑通りにこのアルバムはライブでコール&レスポンスなどできる箇所がたくさんあり、楽しめそうだ。

表題曲の『ボンツビワイワイ』はタイトルの『Born to be ワイワイ（ワイワイでいこうの意味』通りのパーティソング。盛り上がるしかない！

トータスのソウルフルな歌声と、ファンク要素が強くノリのいいナンバー『ロッキン50肩ブギウギックリ腰』は歌詞はもう情けないぐらい歳いった人がなる病気を連発してるのだが、トータスの歌い方が英語で唄ってるかのようでかっこいい！

歌詞も含めて渋いブルースを聴かせてくれる『チークタイム』、カントリー調の曲調から始まりほっとした気持ちにさせてくれる『ステキだね』など音楽性も多彩。

まあこれだけのキャリアと実績あるベテランアーティストなので、引き出しの豊富さはさすが。

今回のウルフルズはとにかくパーティ！

気分が落ち込んでいる時は何も考えずこのアルバム聴くとパーッと晴れるはず！