the HIATUS 武道館公演直前に歴史を振り返る②（3rdアルバム〜武道館公演まで）

転載元：the HIATUS OFFICIAL WEBSITE

いよいよ12/22（月）『the HIATUS』が日本武道館のステージに立ちます。

※チケットはSOLD OUT!!

それを記念してtheHIATUSの歴史を振り返ろうとブログを書きましたが以外にボリュームが多かったため、前後編に分けて掲載する事にしました。

その後編。3rdアルバムから今回の武道館公演を書こうと思います！

ちなみに前半（結成から2ndアルバムまで）はこちら

the HIATUS 武道館公演直前に歴史を振り返る①（結成〜2ndアルバムまで） - MUSICMAN LIFE~30代男子の音楽日記~

3rdアルバム「A World Of Pandemonium」発売から堀江さん脱退へ

2nd EP「Hatching Mayflies」発売

2011年6月1日に2ndEP「Hatching Mayflies」発売。

Bittersweet / Hatching Mayflies - the HIATUS - YouTube

またもthe HIATUSの世界は広がった。

1stから2ndにいたるまでの過程で中心にあったのはバンドサウンドだったと思う。

しかしこのEPではバンドらしさではなくいかに曲の世界観を作り上げていくかと言う事に尽力したのではないだろうか。

その結果としてギターがゴリゴリ全面に出て主役を貼るということを減らしていったのだと思う。

※「The Brainwasher」はギターが結構出てますが・・・

3rdアルバム「A World Of Pandemonium」発表

2011年11月23日に発売された3rdアルバム「A World Of Pandemonium」。

2ndEPの内容からはもうギターゴリゴリのバンドサウンドは捨てた、これまでより壮大な世界観を作り出すアルバムになる事は創造していた。

そんな中1曲目に飛び込んできた「Deerhounds」でいい意味で予想を裏切られた。

イントロアコギ！サビ以外はアコギのリフが前に出て進行していく。

これはまた新鮮だった。

Deerhounds / the HIATUS - YouTube

「Superblock」でも1番サビから2番、ブリッジ部分ではアコギが結構前にきている。

今作ではほぼギターロックの要素はない。

打ち込みや鍵盤系の音を駆使しながらギターはそこを支えるためのものになっている。

そのためこれまでになかったtheHIATUSの新たな世界観が産まれている。

ただ面白いのは弦楽器隊（細美さん、masaさん、ウエノさん）の経歴。

それぞれELLEGARDEN（細美さん）、FULLSCRATCH（masaさん）、thee michelle gun elephant （ウエノさん）。

この3人が同じバンドにいてこの音になるか？って感じです。

そこがおもしろい所でそれぞれやっぱ幅が広いし対応して世界観を作っているはすごいの一言です。

A World Of Pandemonium

「The Afterglow Tour 2012」の開催と堀江さんの脱退

2012年11月〜12月にかけて行われた「The Afterglow Tour 2012」。

16人編成（最終日は17人編成）という大所帯で行われたツアーで会場もライブハウスではなくホールツアー。

バンドメンバーだけでなく、チェロやバイオリンといったオーケストラ編成でこれまでとは全く違ったツアーに。

※私は行けませんでした・・・

このツアーを持って堀江さんが脱退する事を発表。

これまでプロデュースもしてこられたキーマンだけ脱退の影響は大きいはず。

ちなみにこのツアーは最終日NHKホールの模様がBlu-ray、DVD、ライブCDになっています。

the HIATUS "The Afterglow Tour 2012" Trailer ...

The Afterglow Tour 2012 [Blu-ray]

The Afterglow Tour 2012 [DVD]

The Afterglow Tour 2012

4thアルバム「Keeper Of The Flame」発表

3rd EP「Horse Riding EP」発表

2013年7月31日に3rd EP「Horse Riding EP」を発表。

堀江さん脱退後初のリリースとなるだけにどんな仕上がりになっているか楽しみでした。

表題曲「Horse Riding」はアコースティックサウンドで3rdの「Deerhounds」の流れを汲む曲。後2曲（「Don't Follow The Crowd」「Waiting For The Sun」）は打ち込みと鍵盤を駆使した構成。

3曲とも3rd「A World Of Pandemonium」の流れを持ってますね。

4thアルバム「Keeper Of The Flame」発表

2014年3月26日4thアルバム「Keeper Of The Flame」を発表。

「Horse Riding EP」からリリースがしばらくなかったので不安でしたがようやくリリース。

このアルバムの初聴で「最近のRadioheadが作る世界観に近いアルバムだな」という印象を大きく受けた。

音の作り込み方や鍵盤、電子音、打ち込みの入れ方で表現されている世界観が近いなーと。※Radioheadのファンの方はすみません。

このアルバムはいわゆるスルメアルバムだと思います。

最初はあまり好きでなかったけど聴けば聴く程に世界観に引き込まれていって気づけばどっぷりはまってました。

the HIATUSで一番好きなアルバムです。

the HIATUS Keeper Of The Flame Special Trailer ...

Keeper Of The Flame

明日いよいよthe HIATUS日本武道館のステージに！

そしていよいよ明日（もう日付は今日か・・・）日本武道館公演です！

おそらくこれまでの集大成的なライブになると思うのでセットリストも4thを中心にしながら1st~3rdまでまんべんなく入れてくるような気がします。

そして「Keeper Of The Flame Tour 2014-」のセットリストとも違う特別なセットリストになるでしょう。

「Closing Night」という少し意味深なタイトルは何を意味するのか。

このツアーの終わりという意味だけなのか？明日今後のthe HIATUSの動きについても何か発表はあるのか？など気になりまくりですが、私は仕事ですw

明日行かれる人は思いっきり楽しんできて下さーい！

「Closing Night - Keeper Of The Flame Tour 2014-」開催概要

「Closing Night - Keeper Of The Flame Tour 2014-」
2014/12/22(月) 日本武道館
Open 18:00 / Start 19:00

チケットはSOLDOUT!!

いかがでしたでしょうか。

ざっとここまで結成から4thアルバムの発表までをざーっと振り返ってきました。

思えばELLEGARDENの活動休止からはや6年。

アルバム毎にそれぞれ持つ世界観が違うけどやっぱりtheHIATUSというバンドの音になっているというのはメンバーのスキルの高さがなせる技ですね。

日本武道館のステージを経てtheHIATUSは次にどのような深化を見せるのか。

これからも楽しみです。