First Impressions of Earth(2006)/The Strokes
当ブログの最初のアルバムレヴューはThe Strokes(ザ・ストロークス)の2006年発売の3rdアルバム。
このアルバムが大好きで、ブログのタイトルにもしました。
The Storkesは1999年にニューヨークで結成。2001年にアルバム『Is This It』でデビュー。これが世界的に大ヒットとなり、いわゆる「ロックンロール・リバイバル」の中心となったバンドで2000年以降を代表するロックバンド。
この作品は過去2作『Is This It(2001)』『Room on Fire(2003)』とは作風が異なる楽曲が多く、僕自身としてはThe Strokesの完成形がこのアルバムであると感じています。
全2作は非常にシンプルなアレンジでギター、ベース共に音も控えめでありガレージ・ロックらしいアルバムでした。※もちろん2枚ともすばらしいアルバムです。
1stアルバムより 『The Modern Age』
The Strokes - The Modern Age - YouTube
ところが3rdアルバムでは、ハードロック、メタル的な要素を含んだ楽曲やアラビア音楽の要素を取り入れた実験的な楽曲がありつつ、これまでのThe Strokesらしい楽曲もあり全体のバランスが絶妙です。
Juicebox(この曲を初めて聞いた時ストロークスとわかりませんでした・・・)
The Strokes - Juicebox - YouTube
Vision of Division(ハードロックぽさと中盤のアラビアぽさが絶妙)
The Strokes - Vision of Division (live T in the park ...
1st(Is This It)、2nd(Room on Fire)をからはかなり軸足が変わったアルバムですが、本当に素晴らしいアルバムですね。
The Strokesは洋楽のアーティストの中では1番好きですが、このアルバムがNo1です。
現在5枚アルバムが出ており、後日レヴューを書きますが4th(Angles)、5th(Comedown Machine)は3rd(First Impression of Earth)からから少し離れ、新たな実験的なアルバムとなっています。
ぜひ一度聞いてみてください。